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種子島銃
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種子島銃
天文12(1543)年8月,種子島の門倉岬に中国船が漂着(ひょうちゃく)し,同じ船に乗っていたポルトガル人によって火縄銃が伝えられました。この時中国人と筆談で対応した西村織部丞時貫がポルトガル人からゆずり受けたとされるのがこの銃です。銃身の長さは69.4cmあります。14代島主種子島時尭は,銃の威(い)力に大変驚き,2千金で2丁の鉄砲を購入し,この模作を刀工八板金兵衛清定へ命じました。苦心のすえ,翌年になって模作に成功,銃の国産を可能にしたといわれています。なお時尭が購入した2丁の鉄砲はのちに焼失しています。
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