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伊集院町徳重大バラ太鼓踊り
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伊集院町徳重大バラ太鼓踊り
毎年10月の第4日曜日の妙円寺詣(まい)りの日に,島津義弘公を追悼(ついとう)するために徳重神社に奉納されています。本県で伝承されている太鼓踊りの中では,もっとも大きな太鼓(直径約1.45m)を使用し,のぼり旗も約20mとおおがかりなものです。この太鼓踊りは「道行き」,「門掛り」,「庭入り」,「まくり」,「本庭」,「引き鉦」,「後庭」,「門出」の8つの型で構成されています。まくりというのは,北薩一帯に多い渦巻(うずまき)隊形に似ていますが,ここでは回転をを意味し,入れ鼓・鉦(かね)が密集したまわりを大太鼓が逆回りに走っていき,大太鼓もろとも次々に倒れてしまうというもので,ユーモラスで豪(ごう)快です。